株式会社篠原産業

鉄スクラップ,非鉄金属,産業廃棄物処分,雑品,廃プラ,アルミ缶リサイクル,スチール缶リサイクル,フロン回収,ダライ粉,静岡県

営業品目

◆金属屑
・製鋼原料
・鋳物原料
・非鉄
(アルミ全般・ステンレス・銅・真鍮等)
・廃却機械他
◆使用済自動車
◆産業廃棄物処理
◆業務用廃家電
◆OA・事務機
◆自治体金属屑
◆アルミ・スチール缶
◆家電A・Bグループ指定引取場所
◆二輪バイク
◆計量証明業務
◆業務用冷凍空調機器フロン回収

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金属

金属リサイクルの流れ

金属リサイクル

発生・収集

鉄スクラップには大きく分けて「市中スクラップ」と「自家発生スクラップ」とあります。
このうちここで一般に鉄スクラップと言っているのは、市中から発生する「市中スクラップ」のことです。
なお「自家発生スクラップ」は、製鋼メーカーで、製鋼や加工の工程から出てくるスクラップのことで
、製鋼の工程の中で再利用が図られていて、市中に出来ることはありません。
「市中スクラップ」はさらにその発生の形により以下のように分類されます。

市中スクラップ
1、工場発生スクラップ
機械、電機、車両、造船その他の工場等での加工工程から発生するスクラップです。
2、老廃スクラップ
廃車、廃船、建物やその他、使用済みの鉄製品として発生するスクラップです。
一般にスクラップとして想像されるのは、この老廃スクラップでしょう。

 

加工処理方法と製品

回収された鉄スクラップの主な加工方法は以下のとおりです。
その種類によって 定められた規格(製品の種類と検収規格)に加工されて、製鋼メーカーに納入されます。

1、プレス(圧縮)加工
空き缶や新断くず(薄板を工場などで切り抜いた後の端切れ)など薄い材料で出来ていて、
空間の多い形の鉄スクラップを型に入れて圧縮し、箱型にまとめる加工法です。
それ以外には、自動車をプレスすることもあります。

2、シャーリング(切断)加工
現在最も多く使われている加工法で、パイプや建材など、厚みがあり長い材料を一定の長さに切断する(切る加工法です)。
通称「ギロチン」と言う少々物騒な名前の付いたプレスシャーリング(圧縮切断機による加工が一般的です)。
この場合、材料をいったんプレス(圧縮)してまとめたうえで、切断用の刃の下に送り出して切断します。
なおシャーリング加工に限らず、バケット(カニのはさみや人の手のような形)の「つかむ」装置や
マグネット(電機式の大きな磁石)の付いたクレーン等で行うのが一般的です。

3、シュレッダー(破砕)加工
自動車や家電製品など、非鉄金属(鉄以外)の金属や非金属(プラスチック・ゴム)など
金属以外のものが多く含まれたものを処理する方法です。
シュレッダー装置の高速で回転する円筒型のドラムに取り付けられたハンマー(刃の1種)で
材料を細かく破砕(砕くして鉄・非鉄金属・非金属)に分類します。
非鉄金属は、さらに銅・アルミなどに分別され、リサイクルされます。また非金属はダスト(ゴミ)として処分されます。
一般的なシュレッダー装置は、本体のほか、プレシュレッダー(材料を本体に入れる前にある程度細かく破砕する装置)、
磁選機(磁力による鉄の分離装置)、非鉄金属選別装置(非鉄金属を金属の分類ごとに分別する装置)、ダスト分離装置や、
集塵装置(破砕・選別の際に出るホコリを集める装置)、それらをつなぐコンベア等を含めたかなり大規模な装置です。

4、ガス切断加工
機械やその他大きな材料で、大きさや厚さの為に上記の3つの加工方法が取れない場合、
手作業でアセチレンガスのバーナー(工事現場などで見かける青い日のバーナーと同じものです)により
溶接(溶かして切ります)。材料によってはさらにシャーリング(切断加工)等を行う場合もあります。
 

製鋼と製品

加工されて鉄以外の不純物を取り除いた鉄スクラップは、主に電気炉で溶かされて再び新しい鉄に生まれ変わります。
日本国内にはおよそ60社の電炉メーカー(電気炉による製鋼メーカー)があり、2006年の場合、
全体で約3,026万トンの鉄を生産しています。再生された鉄は、建材として使用される棒鋼やH型鋼として
製品化されるのが主流ですが、近年では薄板等にも加工されています。

 

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